第7戦 ザ・ミルウォーキー225
The Milwaukee 225
ミルウォーキー・マイル
ウィスコンシン州ウエストアリス
コース全長:1マイル(=約1.609km)
Day2 6月18日
プラクティス3 2位 21秒6103 12周走行
天候:快晴
気温:24℃
路面温度:43〜44℃
プラクティス2回目は12時55分から1時間行われた。2グループに分かれてのセッションで、佐藤琢磨(KVレーシングテクノロジー・ロータス)が走ったのは12周だけだったが、それでも11周目に自己ベストとなる21秒6103=平均時速169.086マイルを記録! トップに躍り出た。セッション終盤にダリオ・フランキッティ(チップ・ガナッシ・レーシング)が0.0474秒速い21秒5629=平均時速169.485マイルを出したために琢磨は2番手に下がったが、昨日のテストでは16番手から急展開し、プラクティス2回を使って琢磨は難コースでも完全にトップグループで戦える存在になっている。
3番手タイムはウィル・パワー(チーム・ペンスキー)、4番手はトニー・カナーン(KVレーシングテクノロジー・ロータス)、そして5番手はライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポーツ)。6番手はスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)で、7番手にはEJ・ビソ(KVレーシングテクノロジー・ロータス)と、KVはトップ7に3人全員が入っている。
逆に、3セッションを総合してもアンドレッティはダニカ・パトリックが13番手、マルコ・アンドレッティが16番手、マイク・コンウェイが17番手とひとりを除いて苦戦中。チーム・ペンスキーもエリオ・カストロネベスが8番手と意外に低めのポジションにとどまっており、ライアン・ブリスコー(チーム・ペンスキー)は15番手と低迷中だ。
琢磨と同じく好調なのはルーキーのアナ・ベアトリス(ドレイヤー&レインボールド・レーシング)で、チームメイトのジャスティン・ウィルソンさえポジションをひとつ上回って11番手につけている。
Jack AMANO(以下——)また大きくタイムを縮めましたね。何が良くなったんでしょう?
佐藤琢磨:今回は完全に予選用のシミュレーションでしたから燃料もカラッカラで、ニュータイヤでした。朝のプラクティスで良い感触を掴んでたので、思い切り攻めた走りができました。
——昨日は苦し気でしたが、今日一気にマシンが良くなった?
佐藤琢磨:一晩たって僕自身が勉強できたところも色々あったし、チームメイトを含めた3台でやっていたセットアップのポジティブなところを取り集めて、非常にコンペティティブなマシンに仕上がりましたね。やっぱり、今朝のプラクティスでシッカリと手応えを掴めましたのが大きかった。
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