2011年6月12日日曜日

2011 INDYCAR 佐藤琢磨コメント39:R6 ファイアストン ツイン275s Race Day レース1「アクシデントもなく、高いポジションをキープできてとてもエキサイティングでした。第2レースは25番グリッドからどこまで追い上げられるか、やれるだけやってみます」

Photo:INDYCAR(Chris Jones)
第6戦 ファイアストン ツイン275s

Round 6 IFirestone Twin 275s
Texas Motor Speedway

テキサス・モーター・スピードウェイ
テキサス州フォートワース 
全長:1.5マイル(=約2.413km)×114周×2レース
コースタイプ:オーバル

Race Day  6月11日
レース1  5位フィニッシュ 54分48秒6961(1秒4174遅れ)

レース1終了後ギヤボックストラブルが発覚

 佐藤琢磨は4位スタートで5位フィニッシュを達成した。琢磨がバトルした相手はウィル・パワー、エリオ・カストロネベス、ライアン・ブリスコーとチーム・ペンスキーのドライバーたちで、パワーには先行を許したが、カストロネベスを突き放し、最後はブリスコーを僅差で抑えてゴールした。
インターバルのクジ引きでは25番手を引いてしまった琢磨。どれだけスムーズにポジションを上げてくることができるのか、トラフィックから抜け出せずに苦労するのかに注目だ。
心配されるのは、この短いインターバルで琢磨のマシンにギヤボックスのトラブルが発覚したことだ。クルーたちは大急ぎでギヤをすべて抜き出し、アッセンブリーで交換した。

ブリスコーはギリギリ抑えられると思っていました
Jack Amano(以下――):バトルが多く、最後は激しい5位争いとなりました。

佐藤琢磨:イエローがあんまり出なかったですね。そうした戦いの中でバトルがすごく多くて、結構忙しいレースでした。

――ゴールではギリギリでライアン・ブリスコーを封じ込めましたね。最後の最後でも彼はオーバーテイクを押してました。

佐藤琢磨:結構押してましたよね。二人で押しまくっての戦いになりました。でも、ギリギリ抑えられると思ってました。

――ウィル・パワーのタイヤが当たってましたね?

佐藤琢磨:何度かヒヤッとするシーンはあったんですけど、トラブルもなく、アクシデントにも巻き込まれないで高いポジションをキープしてレースをすることができました。そういう意味ですごくエキサイティングなレースだったと思います。

――もう少しスピードが欲しいところでしたね?

佐藤琢磨:そうですね。単独だともうちょっとスピードが欲しい。だから今、やれることをやって、次のレースに臨みます。

第2レースはどれだけ追い上げられるかやれるだけやってみます

――クジでのグリッドは25番手という後方を引いてしまいました。

佐藤琢磨:ここからどれだけ追い上げられるか。やれるだけやってみますけど、混乱だけは避けるようにしたいです。

――トラフィックでのマシンのハンドリングはどうだったんですか?

佐藤琢磨:最初はアンダーステアが強かったんですが、最後は良くなってました。

――ロングランで強いって感触はありましたか?

佐藤琢磨:うーん、そんなでもなかったですね。基本セッティングは悪くはない。だけど、スピードが足りない。でも、フロントウィングなどのセッティング変更を行ったことで、ピットストップ以降のマシンは大分良くなってました。次のレースに向けては、足りていなかったスピードを獲得するためのセッティングにして、アンダーステアへの対策も施します。

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