Photo:INDYCAR(Jim Haines) |
Jack AMANO(以下——)雨が続いてますねぇ。
ジミー・バッサー:ドライバーやチームとしては、データを見直したり、研究したりって仕事をやり続けるしかない。予選までの走行時間がここまで減ると、プランは練り直す必要があるし、いかに時間を有効に使うかをよく考えないとならない。
——このような状況は、2年目の佐藤琢磨にとっては厳しいものですね?
ジミー・バッサー:そうだね。しかし、我々のチームにはトニー・カナーンというとても経験豊富なドライバーが今年はいるし、トーマス・シェクターもインディでずっと走ってきている。彼らの持っている経験が彼にとってもおおいに役立つはずだ。それに、琢磨は去年短時間で多くを学び取った。2年目の今年、走り始めのところから琢磨の走りにはとても満足している。マシンの仕上がりも良いようだ。ここからいかに予選用へとマシンをトリムダウンして行けるかだね。
——予選でファスト9に食い込んで行けるチャンスはどのぐらいありますか?
ジミー・バッサー:その点について、僕は楽観している。実際、最初の走行2日のデータをチェックしたところ、ドラフティング効果を考慮してライバルたちとのスピードを比較すると、単独走行だったら僕らは9番手とか10番手だった。しかも、僕らは大きなダウンフォースをまだつけた状態だった。静かに、しかし楽観的に状況を見ているってところかな。もし9位に入れなくても、それで僕らはガッカリしたりはしない。予選よりもレースの方が断然重要だから、僕らはプラクティスでレースに向けての準備を優先してやっていくつもりだ。
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