2011年5月15日日曜日

2011 INDYCAR インサイド情報 R5 インディ500:スポット参戦選手を紹介part2「4人目の女性ドライバーはインディアナポリスのライツでPP獲得」

『スポット参戦選手を紹介part1』からの続き

バートラン・バゲットに逃げられた感のあるコンクエスト・レーシングだが、イギリス出身の女性ルーキー、インディライツ出身のピッパ・マンというユニークな名前のドライバーを今年のインディ500では起用する。彼女は去年のインディライツ戦@インディアナポリスでポールポジションを獲得している。残念なのは、チームメイトがサーベドラという点。できれば経験豊富なベテランに情報や教えを請える体制で戦いたかったところだ。サーベドラとしてもベテランを相棒に迎えたかったところだろう。
ピッパのエントリーで今年のインディは女性が4人になった(他はダニカ・パトリック、シモーナ・デ・シルベストロ、アナ・ベアトリス)。サラ・フィッシャーがオーナー専念&妊娠で走らず、ミルカ・デューノも今年は姿を見せていないというのに女性は増えているワケだ。
セバスチャン・サーベドラとピッパ・マン
Photo:INDYCAR(Chris Jones)
去年はファスト・レーシングからの出場だったブルーノ・ジュンケイラ、今年はAJ・フォイト・レーシングから声がかかった。AJが記念すべき100周年のインディ500でふたりのブラジル人を走らせることになるとは……。しかも、ジャンキーのマシンはフォイトのオリジナル・カラーリング=コヨーテ・オレンジで走る。
04年ウィナーのバディ・ライスは、インディ500で勝ちながらインディカー・シリーズに残り続けることができなかった。スポーツカーの世界で頑張っていた彼が、ついにインディに戻ってきた。パンサー・レーシングがスポット参戦ながら彼にチャンスを用意したのだ。
ブルーノ・ジュンケイラ
Photo:INDYCAR(Bret Kelley)
そして、最後は2005年ウィナーのダン・ウェルドン。彼もまたインディ500での優勝経験を持ち、チャンピオンになったこともあるというのにレギュラーシートを失っている。ダンに声をかけたのは、元チームメイトのブライアン・ハータだった。ハータは現役から退いて自分のチームを結成(バーバー・サーブ出場時代から彼のレースは見てきたが……)、インディライツに参戦し、インディカーにもチャレンジしてきた。今年のインディに向けてはケイリー・アガジェニアンと協力する体制を築き、ブライアン・ハータ・オートスポート・ウィズ・カーブ/アガジェニアンというエントリー名で、ジーンズのウィリアム・ラスト、カーブ・レコードなどがスポンサーだ。アガジェニアンの父は、インディ500で2度優勝しているチーム・オーナーだった。

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2 件のコメント:

  1. 95年はヴィルヌーブで、05年がウェルドンですよ。 

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  2. 匿名さん、ご指摘のコメントありがとうございます。
    返事が遅くなってしまいましたが、修正をしました。ミスをしないように気をつけます。(更新係)

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