予選は4周の連続走行で……という点では伝統が守られているが、他は近年アレコレと変更がなされてきている。今年のルールを箇条書きにすると……
・ポール・デイに決定するグリッドは、全33個のうちの24個に限られる。
・予選は午前11時から午後4時までと、午後4時半から6時まで、ふたつの時間帯に分けられる。
・午後4時までに1台のマシン&ドライバーのコンビネーションがアタックを行える回数は3回まで。
・午後4時半からの予選・第2ステージ走れるのは、第1ステージでトップ9に入るスピードを記録した者(ザ・ファスト9)だけ。
・ザ・ファスト9のドライバーたちは、第2ステージで少なくとも1回のアタックを行う義務があり、最大でトライできる回数は2回。
・ザ・ファスト9でのアタック用には、ファイアストンが新しいタイヤセットを無料支給。2回目のアタックを行うなら、もう1セットが提供される。ただし、それらのタイヤは予選での使用のみでファイアストンに返却せねばならない。
・雨などでザ・ファスト9によるグリッド争奪戦が行えなくなった場合、あるいは、9人全員が1回以上のアタックを完了できなかった場合、第1ステージでの順位が決勝のスターティンググリッドとなる。
・ポール・デイの第1ステージでトップ9に入った時点で、そのドライバーの決勝進出は確定し、バンプアウトの対象とはならない。第2ステージでの走行がなかったとしても、彼らのグリッドは保証される。
・予選2日目はバンプ・デイ。予選時間は正午から午後6時までで残る9グリッドの争奪戦が繰り広げられる。
・一端33個のグリッドが埋まると、インディ名物のバンプアウトが始まる。弾き出されるのは33グリッドの中で最も遅いスピードの保持者。ただし、トップ9は除外される。
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