Round 4 Itaipava Sao Pauro Indy 300
Streets of Sao Pauro
ストリート・オブ・サンパウロ
ブラジル サンパウロ州
全長:2.536マイル(=約4.081km)×75周
コースタイプ:ストリート
Race Day 5月1日
ウォームアップ 1分23秒9618 10位 18周走行
天候:快晴
気温:22℃~24℃
路面温度:27℃~30℃
Photo:INDYCAR(Chris Jones) |
セッション後半レッドで走行して10番手につける
決勝の朝のウォームアップセッションは、レースを前に行える最後のプラクティスで、30分間が与えられる。
路面は今日もドライ。走行開始が8時半と早かったために暑さは感じなかったが、昨日の同じ時間帯よりも気温、路面温度ともに3℃ずつ高かった。
佐藤琢磨(KVレーシング・テクノロジー・ロータス)は、決勝用のタイヤ2セットのスクラブから始め、ユーズドのブラックタイヤ(ハードタイプ)へとスイッチ。決勝用セッティングの確認を始めた。しかし、ブラック装着ではなかなかラップタイムが良くなって行かなかった。8周ほどを走ってのポジションは22番手と後方集団に埋もれてしまった。
セッション半ば、琢磨がピットインをしたタイミングでちょうどフルコースコーションが発生。クルーたちがレッドタイヤ(ソフトタイプ)に履き替えさせた。
ここからウォームアップ終了まで、琢磨はレッドで走り続けた。ポジションは最終的に10番手と、予選と同じものとなった。レッド装着ではまずまず安定しているが、ブラックでの競争力改善が必要な状況だ。チームメイトのトニー・カナーンはブラック装着で速かったようなので、そこにヒントを見つけることができるかもしれない。
レースに向けてできる限りのことをしたいし、するつもりです
Jack Amano(以下――)アカ(レッドタイヤ=ソフトタイプ)ではタイムが出ていたようですが、クロ(ブラックタイヤ=ハードタイプ)ではラップタイムが良くなかったですね。
佐藤琢磨:そうですねぇ、ちょっとアカとクロのバランスがイマイチでした。
――やっぱり、両方で速く走れるセッティングっていうのは、本当に難しいんですね?
佐藤琢磨:確かに難しいですね。でも、そこを狙ってかないといけない。自分たちとしては、このセッションを走って色々と見えたところがあるので、決勝に向けてまたセッティングを変更しようと思います。
――レースに向けて最後の一捻りって感じですか?
佐藤琢磨:まぁ、捻りというか……そうですね。
――すでに何か策は思いついているのですか?
佐藤琢磨:だいたい見えてます。ただ、やっぱり基本的な問題点が解決できてないんです。この週末はずっと通してなんだけど、できる限りのことはしたいし、するつもりです。レースは今のセッションみたいに速いラップタイムになるはずがないですから。
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