Round 4 Itaipava Sao Paulo Indy 300
Streets of Sao Paulo
ストリート・オブ・サンパウロ
ブラジル サンパウロ州
全長:2.536マイル(=約4.081km)×75周
コースタイプ:ストリート
Day1 4月30日
予選 1分22秒7329 10番手 トータル12周
天候:快晴
気温:28℃
路面温度:42〜45℃
予選のファイナル進出を逃した琢磨だが、2回のプラクティスでのパフォーマンスを考えれば、第1ラウンド突破も、トップ10入りもまずまずの結果だ。明日のファイナルプラクティスでさらにマシンを向上させることができれば、レースでの上位入賞が見えてくる。 Masahiko Amano(Amano e Associati) |
プラクティス1回目のベストが1分25秒8121だった佐藤琢磨(KVレーシング・テクノロジー・ロータス)は、プラクティス2回目には1分24秒8441へとタイムを向上。
予選に向けてはさらにセッティングを変更。レッドタイヤ(ソフトタイプ)を装着して第1ステージの第1グループに出走した。
グリップの高いタイヤ、グリップの上がった路面に琢磨のマシンはプラクティス時よりマッチしており、ラップタイムは1分23秒4955まで縮まった。上位6人が第2ステージへの進出を果たす。琢磨の順位はセッション終了まで2分の時点では3位だったが、終了時には通過ギリギリの6位となっていた。
予選第2ステージは10分と短いセッションのため、ほぼ全車が計測開始と同時にコースへと飛び出して行った。ラップタイムは1分22秒7379まで縮まった。しかし、ライバル勢のタイムがいい。琢磨は8位まで順位を上げたのがこのセッションでのベストで、最終的に12人中10番手で予選を終えた。それでも、今年の予選順位のベストだった11位(セント・ピータースバーグ、バーバー)を上回った。また、10位は琢磨のストリートコースにおける予選でのベストリザルト・タイでもある。昨年のブラジルでも10位をマークしていた。
予選に向けてはさらにセッティングを変更。レッドタイヤ(ソフトタイプ)を装着して第1ステージの第1グループに出走した。
グリップの高いタイヤ、グリップの上がった路面に琢磨のマシンはプラクティス時よりマッチしており、ラップタイムは1分23秒4955まで縮まった。上位6人が第2ステージへの進出を果たす。琢磨の順位はセッション終了まで2分の時点では3位だったが、終了時には通過ギリギリの6位となっていた。
予選第2ステージは10分と短いセッションのため、ほぼ全車が計測開始と同時にコースへと飛び出して行った。ラップタイムは1分22秒7379まで縮まった。しかし、ライバル勢のタイムがいい。琢磨は8位まで順位を上げたのがこのセッションでのベストで、最終的に12人中10番手で予選を終えた。それでも、今年の予選順位のベストだった11位(セント・ピータースバーグ、バーバー)を上回った。また、10位は琢磨のストリートコースにおける予選でのベストリザルト・タイでもある。昨年のブラジルでも10位をマークしていた。
Jack AMANO(以下——)予選で大きくラップタイムを縮め、1分22秒7まで行きました。
佐藤琢磨:マシンのセッティングは、ステップを踏んで良いものになってきていますね。
——予選ではプラクティスでの問題点が改善されていたということですか?
佐藤琢磨:いや、まだ全部は改善されていないんですよ。徐々に良くなってきているというところです。徐々にだけれど、シッカリと確実に課題を克服してきている。ただ、KVレーシング・テクノロジーの3台を見ても、僕らのパフォーマンスが上の方にあるとは思えないですよね。
——良いタイムは出せたけれど、まだマシンの状況が大きく好転したというところまでは行っていないんですか?
佐藤琢磨:そうです。少しずつ感触は良くなっているんですけどね。
——予選は第2ステージまでで、ファイナルには進めませんでした。
佐藤琢磨:ファイナルに進出できなかったのは本当に悔しいです。でも、自分たちの2回のプラクティスを考えれば、かなり挽回はできたと考えています。
——レッドタイヤの性能をどう感じましたか?
佐藤琢磨:ブラックからレッドへは、期待通りのバランスシフトとグリップ感の向上がありましたね。ただ、もうちょっとうまく対応できればよかったなぁとも思います。それは毎回のことなんですけどね。周りとのスピード差を見ると、僕らはかなりギリギリまで行けていた。僕自身もプッシュしましたから。チーム全体のパフォーマンスをもう少し上げて行きたいなと思ってます。
——明日の決勝では、どんな戦い方をする考えでしょう?
佐藤琢磨:去年、僕はここでレースができていないので、最初はちょっと様子を見ながらの戦いになるかとも思います。最初の鬼門になるのが、1周目の1コーナーのシケインでしょうから、そこをキッチリと抜けて行こうと思っています。そして、レースの終盤にいい勝負ができる、そういうポジションにつける戦いをしたいですね。
——明日のウォームアップでは何をしますか?
佐藤琢磨:決勝レースに向け、シッカリとマシンが良くなっていることを確認したいですね。
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