今年は100周年ということで歴代ウィニングカーをメインとした展示になっている。インディ500開催以前の乗用車は何台かあったが、ストックカーやスポーツカーはなかった。
雨が降り続いたので、そのチャンスを活かして見に行ってきた。入場料は5ドル。
ホール・オブ・フェイム・ミュージアムの外観。アメリカはキャッチフレーズ好きで、「RACING CAPITAL OF THE WORLD(世界のレースの首都)」なんて大そうなことがビル右側に書いてある。 Photo:Naoki Shigenobu |
館内はこんな感じ。この日は小学生の団体も見学に来ていた。 Photo:Naoki Shigenobu |
ミュージアムでわれわれを出迎えるインディ500のボーグ・ワーナー・トロフィ。ウイナーの顔の彫刻を並べる独特のデザインのこのトロフィに今年は誰の顔が刻まれるのだろうか? Photo:Naoki Shigenobu |
1911年の第1回インディ500で優勝したマーモン・ワスプ。このころのマシンって、実はかなりデカい。でもタイヤは細い。ファイアストンのロゴあり。 Photo:Naoki Shigenobu |
65年ウイニングカーのロータス38。ミドシップ・エンジン車による初めての優勝。ドライバーはジム・クラーク。左右でサスペンションアームの長さが違うのがわかるでしょう? Photo:Naoki Shigenobu |
ロータスのコクピットはダッシュボード、ステアリング、シートに赤いレザーが使われていた……なんて知ってましたか? 彼らのF1マシンもこのころはそうだったみたいで……。 Photo:Masahiko Amano/Amano e Associati |
ロータスが勝つ前のフロント・エンジン車。手前からAJ・フォイト(64年)、パーネリ・ジョーンズ(63年)、ロジャー・ウォード(62年)。 Photo:Naoki Shigenobu |
80年ウィナー。ジョニー・ラザフォードが乗ったシャパラル/コスワースはジョン・バーナード設計の元祖グラウンド・イフェクト・マシン。<
Photo:Naoki Shigenobu |
自分の目で初めて見たインディ500=90年のウィナー。アリー・ルイェンダイクのローラ/イルモア・シボレー。圧勝だった。その優勝タイムは今でも史上最速記録だ。 |
95年のジャック・ビルヌーブ車(レイナード/フォード・コスワース)、後ろはアル・アンサーJr.のペンスキー/イルモア・メルセデスベンツのOHVエンジン=94年。 Photo:Naoki Shigenobu |
72年の優勝車(マーク・ダナヒュー:マクラーレン/オッフィー)を磨いていたのはチーム・ペンスキーの現役クルーでビックリ! Photo:Naoki Shigenobu |
IRL時代になってからのマシン群。手前から09年優勝のエリオ・カストロネベス車と06年のサム・ホーニッシュ車。それにしてもマールボロ・カラーが多い。 Photo:Naoki Shigenobu |
トヨタとホンダ、それぞれ初めてインディ500を制したマシン。どちらもシャシーはGフォース。03年に優勝したのがジル・ド・フェラン(チーム・ペンスキー)で、バディ・ライス(レイホール・レターマン・レーシング)がその翌年に勝った。 Photo:Masahiko Amano/Amano e Associati |
我らがサイトに写真を提供してくれている重信直希カメラマン。少年時代からのレース好きはパンフレット片手にニコニコ。結構若く映ってるが、インディ500の初取材は1991年。Photo:Masahiko Amano/Amano e Associati |
そうそうたるマシンが並んでますよね....。
返信削除私も'95に行った事がありますが、「ヒロ松下」選手のヘルメットが飾ってあった事を思い出しました。
Kenny さん、コメントありがとうございます。
返信削除現地に行き、ホール・オブ・フェイムもご覧になったことがあるのですね! うらやましいです。
スマイリーカメラマンの顔を見るとわかるように、レース好きにはたまらないですよね〜(ジャックの顔が怖く見えるのは、そうそうたるマシンを前に緊張or気合いが入っていると思われます)。
聞くところによると、ペンスキーは自前のミュージアムを持っているそうです。驚きですね。(いつか行ってみたい!:更新係)