いやぁ、随分と短くなったとはいえ、インディ500は長い。
今年は5月の第2木曜日にルーキー・オリエンテーションで始まって、決勝は5月末の29日(日曜日)だから18日間だ。
ほぼ1カ月の長さだった時代はアパートを借りることが多かった。1カ月だけのリースだから値段が結構高かったけど、広くて快適だった。
カメラマン&ジャーナリストに破格で部屋を貸してくれる家に泊まってた年も結構長かった。そういう2軒のお宅にお世話になった。欠点はプライバシーがないのと、シャワーのお湯が何人も続けて浴びると水になっちゃうところ。
写真がフィルムからデジタルになって、毎日現場からジャカスカ送る必要が出てきたからは、個人宅に泊まれなくなった。原稿を送るためにも、ネット完備のホテルがマストとなった。それで近頃はキッチン月の長期滞在型アパートを利用するパターンになっている。アパートを借りたのは、ワイフが来てた2004年が最後。
キッチンつきはいい。インディ500はプラクティスが夕方6時までなので、それから取材して、原稿書いて……とやっていると晩御飯に困るケースが出てくるから。電子レンジで温めるだけの御飯や冷凍食品、肉や魚、インスタント味噌汁、サラダ、それにビールにワインなどなどを買っておく。
1990年に初めて来た頃から、日本人のやっている日本の食料品店がインディアナポリスにはある。ただ、それが韓国の人に売られて、並ぶ商品なんかも微妙に変わって来て……なんてやってるうちに、新しい日本人経営の小さなスーパーができた。ここは小さなイートイン・スペースもあって、カツ丼とかお寿司なんかを食べることができる。ただし問題は、営業時間内に行けるチャンスが少ないこと。
<Part2に続く>
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