ガレージに運び込まれたマシン、トニー・カナーン(KVレーシング・テクノロジー)の82号車はロータスのブリティッシュグリーンからガラリと大変身! 真っ赤っかになっていた。メインのスポンサーはグルーポ・ペトロポリスで、今回のレースの冠スポンサーにもなっているビールブランドのイタイパバを生産・販売している会社だ。
赤をベースとしたカラーリングにがらりと変わったTK車 Photo:INDYCAR(Chris Jones) |
ペトロポリスはもう1台サポートしている。チーム・ペンスキーのエリオ・カストロネベスだ。そちらのマシンは彼らのベーシックカラーリングをほぼ保ちつつ、今年イチバン派手な仕上がりになっている。イベントの冠スポンサーでブラジル人ドライバーのビッグネームふたりをフルサポートしちゃう。この力の入れようなら人気も出るだろうね。
ダリオ・フランキッティは今回、ケロッグ・カラーを初登場させている。サイドポッドは人気キャラ=トニーの絵入り。リヤウィングが黄色い。
ドレイヤー&レインボールド・レーシングのジャスティン・ウィルソンも色々なカラーリングで走っているひとりで、今回はHP=ヒューレット・パッカードがメインスポンサーについている。
デイル・コイン・レーシングのルーキー、ジェイムズ・ジェイクスには今回からを白、オレンジ、ライトブルーという新鮮な3色を使ったカラーリングになった。“ビジット・オーランドウ”がスポンサーについたのだ。ディスニーワールドなどアトラクションがたくさん集まっているフロリダ州のオーランドウは、ゴルフのメッカなどとしても有名な観光地だが、さらに多くの人々を世界中から呼び込もうと、国際的マーケティング・プロジェクトをブラジルを拠点にスタートさせた。
好景気に沸くブラジルからの訪問者も急増中なのだ。そこで、手始めにインディカーへのスポンサー活動を行うことに。キャッチフレーズは「私を笑顔にするオーランドウ」。ジェイクスはオーランドウ在住で、長年に渡ってオーランドウへの訪問者数が最も多いイギリスの出身と、まさにパーフェクトな存在だったとのこと。
ライアン・ブリスコーのマシンは、ペンスキー・トラック・リーシングの時と基本的に同じカラーリングながら、今回のスポンサーはペンスキー・ロジスティックスとされている。
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http://www.indy-amano.com/2011/04/indycarnascar.html
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