2011年4月18日月曜日

2011 INDYCAR インサイド情報&ニュース R3ロングビーチ Race Day 決勝タイヤリスト 琢磨はブラックでスタート

上位陣は順当にレッド、ブラックは7台がチョイス
 ウォームアップが終わり、各チームのスタートタイヤの申告が終わり、INDYCARがリストを発表した。
 予選上位陣は、今シーズンのこれまでの2戦と同じようにレッドタイヤ(ソフトタイプ)でスタートする。ブラックを選んだ中で最上位グリッドのドライバーは、予選12位のライアン・ブリスコー(チーム・ペンスキー)で、彼の他に6人がレッドを選んだ。それらは、マルコ・アンドレッティ(アンドレッティ・オートスポート)ラファエル・マトス(AFSレーシング)、ダニカ・パトリック(アンドレッティ・オートスポート)、。佐藤琢磨(KVレーシング・テクノロジー・ロータス)、ポール・トレイシー(ドラゴン・レーシング)、アナ・ベアトリス(ドレイヤー&レインボールド・レーシング)だ。
 因みに……だが、開幕戦セント・ピータースバーグでは4台、第2戦バーバーでは5台がブラックでスタート。今回はそれが7台となった。スタート台数に対するブラック選択の割合はほとんど変わっていない。
 アンドレッティ・オートスポートは予選で上位につけた2人と、そうでない2人で作戦を分けた。ダニカはバーバーに続いてのブラックスタートでリベンジを狙う。

KVレーシングはビソと琢磨がブラック、カナーンはレッド
 KVレーシング・テクノロジー・ロータスは、予選10位のトニー・カナーンが他の上位陣同様のレッドでのスタートを選択。予選17位のEJ・ビソはレッドでスタートし、予選22位の琢磨はブラックでスタートと、敢えて作戦を分けたようだ。どちらが吉と出るか。
 なお、各チームの申請はレッドとブラック(ハード・タイプ)のどちらを使うかのみで、新品か、ユーズド(プラクティスや予選で何周かを走ったもの)かは、実際にレースが始まる時になってみないとわからない。また、ユーズドであっても、1周のスクラブのみでほぼ新品というケースもある。
 
第3戦 スタートタイヤチョイス予選1位 ウィル・パワー          レッド
予選2位 ライアン・ハンター-レイ      レッド
予選3位 マイク・コンウェイ        レッド
予選4位 オリオール・セルビア       レッド
予選5位 ジャスティン・ウィルソン     レッド
予選6位 エリオ・カストロネベス      レッド
予選7位 ダリオ・フランキッティ       レッド
予選8位 スコット・ディクソン        レッド
予選9位 アレックス・タグリアーニ    レッド
予選10位 トニー・カナーン        レッド
予選11位 ジェイムズ・ヒンチクリフ    レッド
予選12位 ライアン・ブリスコー     ブラック
予選13位 ビトール・メイラ          レッド
予選14位 マルコ・アンドレッティ     ブラック
予選15位 セバスチャン・サーベドラ     レッド
予選16位 グレアム・レイホール      レッド
予選17位 EJ・ビソ              レッド
予選18位 シモーナ・デ・シルベストロ   レッド
予選19位 ラファエル・マトス         ブラック
予選20位 ダニカ・パトリック         ブラック
予選21位 セバスチャン・ブルデイ    レッド
予選22位 佐藤琢磨            ブラック
予選23位 ジェイムズ・ジェイクス     レッド
予選24位 チャーリー・キンボール    レッド
予選25位 ポール・トレイシー       ブラック
予選26位 アナ・ベアトリス        ブラック
予選27位 JR・ヒルデブランド       レッド