シリーズチャンピオンは年間を通して最も多くポイントを稼いだ者(有効ポイント制ではない)となる。
そのほかにロードコースとストリートコースだけで競われるマリオ・アンドレッティ・ロードトロフィーと、オーバルだけでの獲得ポイントで争われる(最終戦ホームステッド・マイアミでのポイントは除くのが去年のルールだったので、今年の最終戦ラス・ベガスで、そちらも除外される……はず?)AJ・フォイト・オーバルトロフィーがある。これらふたつのトロフィーは去年制定されたもので、初代チャンピオンはロードがウィル・パワー、オーバルがダリオ・フランキッティだった。
INDYCARシリーズ ポイントシステム | |||
1位 50点 | 2位 40点 | 3位 35点 | 4位 32点 |
5位 30点 | 6位 28点 | 7位 26点 | 8位 24点 |
9位 22点 | 10位 20点 | 11位 29点 | 12位 18点 |
13位 17点 | 14位 16点 | 15位 15点 | 16位 14点 |
17位 13点 | 18〜24位 12点 | 25〜33位 10点 | |
ポールポジション・ボーナス 1点 | |||
最多リードラップ・ボーナス 2点 |
1レースで稼げる最大ポイントは、ポールポジションの1点+優勝の50点+最多リードラップの2点=53点。開幕戦ではポールポジションがウィル・パワーで、ウィナーがダリオ・フランキッティだったから、ダリオは52点(優勝の50点と、最多リードラップのボーナス2点)、パワーは41点(2位の40点と、ポールのボーナス1点)を稼いだ。
このように昨年度ランキング1位と2位がその順番通りに開幕戦ではゴールし、大量ポイントを獲得したワケだが、その一方で昨年度ランク3位のスコット・ディクソンは16位で14点しかゲットできず、ランク4位だったエリオ・カストロネベスは20位、ランク5位だったライアン・ブリスコーも18位で、このふたりは最少ポイントの12点しか稼げなかった。
去年の佐藤琢磨は開幕から2戦連続でアクシデントによるリタイア。どちらも22位にランクされ、獲得ポイントの合計は最小ポイントが2戦だったから24点だった。今年は5位と順調な滑り出し。早くも去年の2戦分を上回る30点を1戦だけで手にしている。
……と、ここまではポイントシステムのベーシック。去年から、これにインディ500予選のスペシャルポイントが加わったので、次の記事(http://indy-amano.blogspot.com/2011/04/2011-indycarindycar2500.html)で紹介しよう。
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