2011年4月11日月曜日

2011 INDYCAR インサイド情報&ニュース:レースデイにリスタートに関する新ルール発表 リスタート時のスピードと加速開始点は、毎戦コースに応じて設定へ

 インディカーは第2戦ホンダ・インディ・グランプリ・オブ・アラバマの決勝日に、2列でのリスタートに関するルールを発表した。開幕戦でアクシデントが多発したことから、対応策が練られたのだ。新ルールは以下の通り。

・加速開始区間はスタート/フィニッシュラインから325フィート(約99.06メートル)の地点から始めることとし、その場所にオレンジ色のコーンを置く。
・リスタート時のスピードは時速80マイル(約128.72km/h)。
・1列目と2列目など、列の間の車間距離を少なくとも1台分確保する。
・スターターがレース再開まで1周のサインを出した後で、ホンダアコードのセイフティカーがピットレーンに入る前、ドライバーたちには2列に並ぶよう指示が出される。
・レースリーダーにはレーンを選ぶ権利が与えられる。
・どのマシンもスタート/フィニッシュラインを過ぎる前に順位を上げることは許されない。

 スタート/フィニッシュラインから加速開始地点までの距離、スタート時の速度、いずれに関してもドライバーたちの代表が決定に関わった。セント・ピータースバーグでの開幕戦において、それらは200フィート(約60,96メートル)ト時速70マイル(約112.63km/h)だった。
 今後、レースの行われるコースによって、スタート時のスピードも、スタート/フィニッシュラインと加速開始点の距離はそれぞれ決定されることとなる見込みだ。

Photo:Jack Amano(Ammano e Associati)

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