2011年4月16日土曜日

2011 INDYCAR レースプレビュー:第3戦トヨタ・グランプリ・オブ・ロングビーチ 佐藤琢磨は予選第2グループで出走に

新ルールでブリスコーは予選2グループ目を選択

 今日=金曜日に最速だったライアン・ブリスコー(チーム・ペンスキー)は、新ルールによって明日の予選走行グループをどちらにするかを選ぶ権利を与えられた。
彼が選んだのは2グループ目だった。その結果、今日のプラクティスで奇数順位だったドライバーたちはブリスコーと同じ2グループ目に組み入れられ、残るドライバーたち=偶数順位が1グループ目で走ることと決まった。
 出場メンバーを公平に2グループに分けたいと採用された新ルールだが、二強チームの5人のドライバーのうちの4人が偶数順位のため1グループ目に組み入れられることとなった。今回はダリオ・フランキッティ(チップ・ガナッシ・レーシング)が苦戦中とはいえ、プラクティスタイムでグループ分けをした結果、1グループ目にプラクティス2位のウィル・パワー(チーム・ペンスキー)、4位のスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)、6位のエリオ・カストロネベス(チーム・ペンスキー)、そして12位のフランキッティが入ることとなったのだ。明日、もしフランキッティが予選前のプラクティスで一気にトップグループへと食い込んできた場合には、1グループ目が2グループ目よりも遥かに厳しいグループとなる。

2グループ目の琢磨はステージ2進出に有利

 今日の佐藤琢磨(KVレーシング・テクノロジー・ロータス)は15番手だったので、予選第1ラウンドを2グループ目で走ることになった。一緒に走るメンバーの中ではブリスコー、ライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)が強敵で、第2ラウンド進出はほぼ間違いないと見られる。琢磨はこれらの2人の他、アレックス・タグリアーニ(サム・シュミット・モータースポーツ)、マルコ・アンドレッティ(アンドレッティ・オートスポート)、ジャスティン・ウィルソン(ドレイヤー&レインボールド・レーシング)、トニー・カナーン(KVレーシング・テクノロジー・ロータス)、ジェイムズ・ヒンチクリフ(ニューマン・ハース・レーシング)、グレアム・レイホール(チップ・ガナッシ・レーシング)、シモーナ・デ・シルベストロ(HVMレーシング)らと第2ラウンド進出をかけて戦う。

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http://www.indy-amano.com/2011/04/2011-indycarindycar1.html

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