Jack AMANO(以下——)トニー、3位入賞おめでとう。で、琢磨との初めての仕事はどんな感じだった?
第1戦セント・ピーターズバーグではカナーンのピットで琢磨とエンジニアが話し込む姿が見られた。 Photo: INDYCAR(Dana Garrett) |
トニー・カナーン:タクとは去年からの付き合いだ。僕らはインディ500でふたりともラスト・ローだったから、あのレース前のパーティに出たときに、そこでよく話をしたし、その後も話をするようになっていた。
今週、僕らは初めて一緒に働き、まずはお互いを少しでも深く知ることに力を注いでいた。まだ僕らはチームメイトとしては少しの時間しか過ごしていないのが、それでもタクが素晴らしい人間であるのはわかった。EJ・ビソも含め、僕らはとてもいいチームとしてレースを戦って行けると考えている。KVレーシング・テクノロジー・ロータスは、楽しい時間を過ごしながら強いチームになっていく。ドライバー3人をはじめとして、みんながそうなれると確信している。
――実際にマシンやレースのことを話して、どんな印象だったんだろうか?
トニー・カナーン:タクが才能に恵まれたドライバーであることは間違いない。今週の僕は常に彼にプッシュをされていた。いいラップタイムをプラクティスから出していただろう。これからも油断はしていられないね。
――マシンのフィーリング、セッティングの好みとかは、お互いどうなんだろう?
トニー・カナーン:まだ本当のところはわからない。1レースだけではね。でも、彼の存在が今回の僕にとって大きく役立ったことは間違いない。レースでの僕はタクのダンパーセッティングを使ってたぐらいだからね。その点からいえば、僕らのマシンに対する好みは似ていると考ることもできる。
もしそうだとしたら、今後はさらに相乗効果が生まれて、マシンが良くなって行くだろうね。とにかく僕らは、今週のような協力関係を今後も続け、それをさらに強くして行く必要がある。それができれば、僕らの仕事はもっと大きな成果へと繋がって行くだろう。
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